クレジットカードの普及状況

クレジットカードは、私たちの生活の中に違和感なく浸透しています。クレジットカードを持つことは特別なことではなく、ごく普通のことです。

このように、とても身近になったクレジットカードですが、実際のところ、世の中にどの程度クレジットカードが行き渡っているんでしょうね?

この質問に対する答えを、日本クレジット産業協会がホームページで公開しています。この公開された結果から、クレジットカードの発行の状況を見ることができます。

この結果によると、クレジットカードは2億8905万枚(2006年3月時点/日本クレジット産業協会発表)です。数字が大きすぎて訳が分からないですね。クレジットカードは基本的に成人が持つものなので、仮に成人1人あたりに換算すると・・・・・1人あたり2.8枚です。

この数字を見ると、1人で何枚かのクレジットカードを持っていることが、珍しくない現在の状況を示していますね。クレジットカードは便利ですし、またクレジットカードによっては、独自の特典があったりしますからね。しかも、年会費無料のクレジットカードが、それほど珍しくないということも背景にあるでしょうね。


ちなみに、クレジットカードの発行枚数の内訳を詳しく見ていくと、「銀行系」と呼ばれるクレジットカードの割合が一番多いです。銀行系のクレジットカードの発行枚数は、クレジットカード全体の4割超を占めているようです。

次に多いのが「流通系」です。流通系のクレジットカードの発行枚数は、クレジットカード全体の3割弱です。

そして3番手に「信販系」のクレジットカードです。信販系のクレジットカードの発行枚数は、クレジットカード全体の2割弱です。

この「銀行系」「流通系」「信販系」の3グループでクレジットカードの発行枚数の9割以上を占めています。

ちなみに10年前は、「信販系」が2位で、「流通系」は3位だったようですが、順番が入れ替わってしまっています。

「メーカー系」や「石油系」のクレジットカードは、テレビCMもあるので、もっと発行枚数が多いかとも思いますが、意外によく知られている割には、枚数のシェアは低いようです。

ところで、クレジットカード決済は電気やガス、そして公金の分野にも広がっていってます。そしてまだまだ新しい分野での利用が広がり続けています。さらに、非接触IC技術などの新しくて便利な機能もどんどん充実しており、普及も進んでいます。

ますます便利になっていくクレジットカードは、まだまだ発行枚数は増えていきそうです。
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